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  • chirico

「ライフ」実験レポート4

one-word は「ライフ」でした。 もうひとつ、どうしても欠かせないone-musicについて。 今回のone-musicはkeipyan作曲の「ame?」です。

この曲に出会ったのはkeipyanのライブでした。 keipyanは、前回のTetugakuyaの「地下室のラプソディ」を観てくれていました。 その後一度話しましたが、演奏を聞くのはその日が初めてでした。 トイピアノとグランドピアノがある空間で、グランドピアノを弾き始めた瞬間に、その音に引き込まれて、気づけば目から涙が溢れていました。 いまでもその感触は忘れません。 この曲が彼女の「ライフ」そのものだと思いました。 その後、keipyanに声をかけて、彼女は快諾してくれました。 今でもこの出会いには感謝しています。 その時、keipyanと私をつないでくれたのが、へんてこな図形楽譜っぽい構成台本です。これまでもなんとなく構成はカタチとか線で思い浮かんで居たのですが、今回は図に書けました。へたっぴだけど。

これまでたいてい何をやっても「わからない」と言われ続けていたので「わかる」と言われてびっくり。とても心強かったです。感謝。 今回の作品はもちろんいろんな方々の力を得て出来ましたが、彼女の音楽に対する敬意と愛が軸になっていることは間違いありません。

そして、おそらくコキカルの作品に 最後に。 今回の実験を通して、主宰として足りないものだらけだなと思ったので、コキカルの次回公演は少しお時間をいただきます。

桐子はソロ活動の旅に出ます。 この旅を通して、音楽と言葉と身体にどう向き合っていくのかを考えてみようと思います。主に音楽と言葉のイメージの融合について、です。

言葉と音楽と身体は、舞台上で出来ることが違います。

その出来ることを引き出して、より純度の高い作品をお届けできるようになろうと思います。

引き続きコキカルをよろしくおねがいします。

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