「ライフ」実験レポート1
- chirico
- 2019年4月25日
- 読了時間: 2分
今回の作品はopen Lab.でした。公開実験です。
その結果レポートを少しずつアップして行こうと思います。
まずは、前回の公演「ライフ」で美術担当したスワキヒロコのウェービング作品をご紹介します。 ウェービングというのは、織物です。機織りと同じで縦糸に横糸を通して作成しました。
これは今回の作品の構成台本のひとつでもあります。 実はリハ当初にとある有名戯曲がなぜか気になって初めて読みました。そしたら今回まだ台本に落とし込めていなかった私の脳内イメージとぴったりだったのに愕然として、もうこの戯曲をやればいいんじゃない、とさえ思いました。
その戯曲と今回の作品が共通する色彩感が、ここに凝縮されています。
生きていると、たとえ辛い決断でもしなければならないときがいつかきます。でもそれが幸せに繋がる道だと信じるのであれば、その決断すらも幸せのなかに織り込んで形にしていくものではないかと今は思います。
幸せの青い鳥を待っているだけでは何も変わりません。 誰かから与えられることを期待するのではなく、自らが与えることの出来る何かを手にしたときに幸せは得られるのではないかしらん。
それが何なのかはまだわかりません。 もしかしてずっと追い求めるものなのしれません。
「ライフ」はコキカル的幸福論とも言える作品です。
幸せは変化し続けるものです。



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